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西荻窪【杉並区】ディスカバーにっぽん! 古き良きモノを探して、ディープなサブカルタウンを歩く 〜ぐるり東京 街さんぽ〜:東京新聞 TOKYO Web

ぐるり東京 街さんぽ

東京の街さんぽにおススメのスポットやイチオシのお店を紹介!スマホでチェックできるイラストマップを片手に、身近な街の魅力を再発見!毎週木曜日更新

イラスト:杉崎アチャ

イラスト:杉崎アチャ

骨董通りへのアクセス

JR中央・総武線「西荻窪駅」から徒歩約7分

骨董通りのココが見どころ

 40店舗以上もの骨董やアンティーク、古道具の店が立ち並ぶ西荻窪。アンティークの街として根付いたのは1980年代頃と、半世紀近くさかのぼるものの、いまだに個性が極立つこだわりの強い個人商店が増えているので、目が離せません。

 街全体で古いものを慈しみ、こだわりを追求し続けたことで、今や海外のガイドブックなどでも紹介されているほどの知名度を誇ります。
唯一の注意点は、開店時間が遅いこと。出来るだけ多くのお店を回りたいからといって、午前中からお出かけしても、ほとんどのお店が閉まっています。早めにお昼を食べてから出かけるのがおすすめです。

ディスカバーにっぽん! 古き良きモノを探して、ディープなサブカルタウンを歩く

 土・日曜、祝日と快速電車が止まらないものの、多くの人で賑わう西荻窪駅を中心に、北は善福寺川、南は五日市街道あたりまで広がる“西荻にしおぎ”エリア。

 近辺に大学があるため、「文教地区」に指定されており、アンティークショップやギャラリー、雑貨店や古書店などが多く立ち並ぶ、通好みの文化的エリアとなっています。

「西荻窪」という地名は昭和45年(1970年)に廃止され、現在は駅名のみで使用されています。駅前や北口交番、掲載店舗に置いてある「西荻まち歩きマップ」は、見つけたら即入手を!

駅を背に歩いていき、骨董通りに到着。バス通りになっているため、道幅も広々としていて、ゆとりがあります。

駅を背に歩いていき、骨董通りに到着。バス通りになっているため、道幅も広々としていて、ゆとりがあります。

 まずは、西荻窪駅北口から続く西荻一番街の突き当たった先にある通称「骨董通り」へ。西荻を散歩するとまず驚かされるのは、アンティークショップや雑貨屋の多さです。その中でひときわ存在を放つのが、西荻で3店舗を展開中の「道具屋 慈光じこう」。

 広々とした店内には、国内外から集められたアンティークや骨董品の数々が並び、その商品の多さは店の軒先にまで溢れ出るほどです。

バス停の横に佇む老舗の「道具屋 慈光」。店の外にも商品がずらり。

バス停の横に佇む老舗の「道具屋 慈光」。店の外にも商品がずらり。

 そんなこだわりの強いモノと人が集まる骨董通りは、見ているだけで楽しみが広がります。

 地蔵坂交差点に着いたら、女子大通りを右折したところにある、歴史的価値の高い木造2階建ての井荻會館を見つつ、骨董通りとはまた違った道のりで駅方面に戻りましょう。

 そのまま歩いて、奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」の生みの親としても知られる、彫刻家・籔内佐斗司やぶうちさとし氏の作品「大朝露童子おおあさつゆどうじ」が目を引く「井荻公園」へ。その横には「トトロの樹」と名付けられた一本の大けやきがランドマークになっている「区立坂の上のけやき公園」があります。
 
 古いものを大切にするまちの雰囲気にどっぷり浸りながら、地元の人の憩いの場に訪れたり。西荻は、のんびりと散策するにはぴったりのまちだなと感じます。

(上)彫刻家・籔内佐斗司の作品「童子像」は、井荻公園のほか、地蔵坂や西荻北中央公園など計6カ所に点在しています。(下)区内最大の幹周りで貴重木にも指定されていた大けやき「トトロの樹」。

(上)彫刻家・籔内佐斗司の作品「童子像」は、井荻公園のほか、地蔵坂や西荻北中央公園など計6カ所に点在しています。(下)区内最大の幹周りで貴重木にも指定されていた大けやき「トトロの樹」。

 歩き疲れたら、昭和レトロの面影を色濃く残した喫茶店「物豆奇ものずき」でひと休みしましょう。

 コーヒーの味わいをより引き立てるのが、昭和50年(1975年)からこの場所でまちの変貌を見届けてきたマスターとの会話。そんなノスタルジックなひと時に後ろ髪を引かれつつ、小さな個人商店が軒を連ねる明神通りから少し入ったところにある古書店「古書 音羽館」へ。
 
 西荻は本のまちとしての一面も持っていて、本好きの間では、夜遅くまで営業している古書店が多いことから「夜の神保町」とも呼ばれています。音羽館には、まちの人たちが持ち寄った書籍や絵本が店先までずらりと並んでいました。
 
 隠れ家のような店の奥に入ると、音楽好きだという店長の意向もあり、古いCDも積まれています。気になるタイトルを手に取り、一期一会の本との出会いが楽しめる。そんな古書店ならではの古き良き文化に触れ、一冊の本をおみやげに駅へと向かいました。

<西荻窪のおすすめスポット>

■道具屋 慈光

 北口から徒歩10分ほどのところにある創業35年の老舗アンティークショップ。古道具や骨董品をメインに、一部家具なども取り扱っており、広々とした店内には日本製からアジア、西洋風まで、ジャンルを問わずたくさんの商品が揃っています。茶器や仏具、絵画や雑貨など、普段あまり見かけたことがない掘り出し物に出会える可能性大です。

(上)週刊新潮の表紙絵でおなじみの谷内六郎氏をはじめ、絵画も日本のものから外国のものまで幅広くラインナップ。お気に入りがきっと見つかります。(下)有名な作家の茶器を筆頭に、日常使いできる食器やアンティーク小物まで、ところ狭しと並べられた商品の数々。

(上)週刊新潮の表紙絵でおなじみの谷内六郎氏をはじめ、絵画も日本のものから外国のものまで幅広くラインナップ。お気に入りがきっと見つかります。(下)有名な作家の茶器を筆頭に、日常使いできる食器やアンティーク小物まで、ところ狭しと並べられた商品の数々。

店員

店員

お客様

お客様

<データ>
住所 杉並区西荻北4-8-8
電話 03-5382-5171
営業時間 10:00~18:00
定休日 水曜

■物豆奇

 西荻北中央公園の向かい側にある純喫茶。なんと言っても圧巻なのは、壁一面にディスプレイされた古時計の数々。そのほかにも、アンティークのランプに、扇風機や電話、蓄音機などムードあるアイテムがずらり。長年の月日を丁寧に積み重ねることでしか出せない独特の統一感により、心から落ち着ける空間を作り出しています。おすすめは、マスターが1杯1杯ドリップしてくれるブレンドコーヒー。

(上)お店の入り口もノスタルジックな佇まいが印象的です。(下)重厚感とあたたかみのある店内。まるで、ここだけ時が止まどってしまったかと錯覚してしまうほど。

(上)お店の入り口もノスタルジックな佇まいが印象的です。(下)重厚感とあたたかみのある店内。まるで、ここだけ時が止まどってしまったかと錯覚してしまうほど。

店主

店主

お客様

お客様

<データ>
住所 杉並区西荻北3-12-10
電話 03-3395-9569
営業時間 11:30〜20:00(LO19:00)
定休日 不定休

■古書 音羽館

 「志は高く、敷居は低く」をモットーに、2000年にオープンした古書店。本がぎっしり詰め込まれた店内は、なんとも和めるアットホームな雰囲気で、入りやすさも魅力です。誰でも気軽に立ち寄れて、西荻に愛される古本屋さんを目指し、人文書や芸術・芸能を中心に、文庫新書、絵本、漫画、サイエンス、歴史といった幅広いジャンルの本を取り扱っています。

(上)店内への入り口は2つ。背の高い本棚が入りされた店内は迷路のようなつくりになっており、どの本棚にも本がぎっしり。(下)店先では、たまにTwitter店のくま吉店長がお出迎えしてくれます。

(上)店内への入り口は2つ。背の高い本棚が入りされた店内は迷路のようなつくりになっており、どの本棚にも本がぎっしり。(下)店先では、たまにTwitter店のくま吉店長がお出迎えしてくれます。

店員

店員

お客様

お客様

<データ>
住所 杉並区西荻北3-13-7
電話 03-5382-1587
営業時間 11:00~20:00
定休日 火曜


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※掲載のイラストマップは縮尺や詳細な位置など、実際と異なる場合がございます。
※2022年10 月6日現在の情報です。
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