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大人のためのプレミアムマガジン「Kappo 仙台闊歩」122号(2023年3月号)は本日発売です。 @kappo_sendai
私達の連載『bonとponの宮城ふたり遊び』の第26回目が掲載されています。
今回は、あの日から11年の月日を経て開館に至った震災伝承施設『南三陸311メモリアル』を訪れました。
@minamisanriku311memorial

海と山、過去と未来をつなぐ船をイメージした建物は建築家・隈研吾氏の設計。2022年10月1日に開館した『南三陸311メモリアル』は、東日本大震災の実態を知り、一人ひとりの命の重さに気づき、災害を自分ごととして捉えるストーリーで構成されています。
館内は、震災と津波の実態や歴史を解説した「エ ントランス」にはじまり、町民の証言映像を中心とした「展示ギャラリー」、ユダヤ系フランス人現代美術家クリスチャン・ボルタンスキー(1944/9/6〜2021/7/14)のインスタレーションを展示する「アートゾーン」、防災について学び語り合う「ラーニングシアター」、復興と交流の歩みを知る「みんなの広場」と続く。
「エントランス」でスタッフの大石義貴さんから、東日本大震災の基本情報や南三陸町の災害の歴史などについて説明を受け、その後「展示ギャラリー」、「アートゾーン」、「ラーニングシアター」を巡りました。
「展示 ギャラリー」では、津波に飲み込まれた防災対策庁舎から生還した町民の証言映像や資料を常設。生々しい証言に胸が締め付けられました。
「アートゾーン」には、南三陸の潮風に晒されたビスケット缶を積み重ねた、クリスチャン・ボルタンスキー氏のインスタレーョン『MEMORIAL』が展示されています。私たちは、新潟県越後妻有で開催されていた「大地の芸術祭」で初めてボルタンスキーの作品を観て衝撃を受けました。その後、東京での展覧会も観に行って、ここ『南三陸331メモリアル』にも彼の作品が展示されていることを知り、ぜひ観たいと思っていました。
ボルタンスキーは、東日本大震災直後の被災地を実際に歩き、三陸沿岸の惨状を心に焼き付けて、作品制作に取りかかったそうです。夥しい数の錆びた缶の一つ一つに、尊い命を津波によってさらわれた人々の魂が込められているようで、心の中で祈りを捧げました🙏
メインコ ンテンツである「ラーニングシアター」では、映像プログラムの中に周囲の人と話し合う1分間の対話タイムが設けられています。私たちも近くに座っていたご夫婦と話し合うことができ、他者と話すことで改めて防災について考える気づきになりました。
最後は、舳先のような展望デッキから 11年後の町並みを眺めました。


◎特集◎
2021年12月、三陸自動車道が全線開通し、仙台港北ICから八戸JCTまでの全長359㎞が1本でつながり、東北は本当に近くなりました。震災から12年、三陸には復興を遂げた宿や新しく生まれた味、街に賑わいを創出する取り組みなどが続々と誕生しています。編集部が実際に三陸を旅して、いま行くべき宿やスポットを探してきました。春のおでかけの参考になさってください。

SCOPE SPECIALでは、仙台市内のレストランや多賀城市のジャズスポット、栗原市のワイナリーなど、宮城のニューオープンを集めました。Kappoが初取材のレストランもあります。

第168回芥川賞を受賞し、一躍話題となっている佐藤厚志さん。受賞前後に伺った喜びの声や、佐藤さんの人となりに迫るインタビューを掲載しています。


『Kappo WEB』では、最新号の情報やムービーのほか、イベントやコラボのお知らせをしていますので、ぜひご覧ください( @kappo_sendai のプロフィールのリンクから)

最新号は宮城県内全域と、岩手県・山形県・秋田県・福島県の一部書店、コンビニ、マチモール、Amazonでお求めいただけます。

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