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MBCニュース | MBC賞紹介 鹿児島コミュニティシネマ 映画を通じて人と人をつなぐ

MBC賞紹介 鹿児島コミュニティシネマ 映画を通じて人と人をつなぐ[09/23 19:28]

MBCでは毎年、地域社会の発展に貢献し、今後の活躍が期待される団体や個人にMBC賞を贈っています。
今年の受賞が決まった3つの団体の紹介、最後は「一般社団法人鹿児島コミュニティシネマ」です。映画を通じて人と人をつなぐコミュニティーづくりに取り組んでいます。

(黒岩美智子さん)「人生をより楽しんでいただくきっかけの場としてココがあるようになったらいいな」

鹿児島市にある小さな映画館。スクリーンは1つ、39席のミニシアター・ガーデンズシネマです。天文館・マルヤガーデンズの7階にオープンし、13年目を迎えました。
運営するのは一般社団法人鹿児島コミュニティシネマです。映画の上映や年に5~6回のシネマ通信の発行、会員の交流会など活動は多岐に渡ります。

代表の黒岩美智子さんです。鹿児島市出身の黒岩さんは憧れだった映画業界で働きたいと、30歳のときに上京。
さまざまな映画に触れる中で、鹿児島にも映画の魅力を広く伝えたいとの思いがつのり、2010年、マルヤガーデンズのオープンに合わせて念願の映画館を開設しました。映画を通して、多様な文化を提供し続けています。

(一般社団法人鹿児島コミュニティシネマ 黒岩美智子代表)「前向きな気持ちを持たせてもらえたのは映画のおかげかなと思っていて」「心を豊かによい人生を過ごせるようなお手伝いできたらすごくいいなと思っている」

上映する作品は、鹿児島コミュニティシネマの会員の有志が参加する月1回の番組会議で決定します。
国内外のヒューマンストーリーやドキュメンタリーなど、大手の映画館が扱わない過去の作品や隠れた名作を中心に上映する独自のスタイルを確立。ここでしか見られない作品で、映画ファンを魅了してきました。

(お客さん)
「お金もうけではない、本当に人の気持ちを打つようなよい作品をいつも用意して下さっていて大好きです」
「ウクライナのドキュメンタリーとかもあった。その場でないと分からないようなことをきちんと映画にして伝えてくれるものがたくさんあるので、ここの存在はとても大きい」
「知らない映画が多いから面白い。このままでいて欲しい」

(黒岩さん)「あまりメジャーではないけれどもいい映画って世界のあちこちにあるんですね。そういうなかなか知られていない映画を紹介していくことで、(鹿児島に)いながらにして世界につながるみたいな」

さらに映画館で映画を見るという枠を超え、ミニシアターならではの取り組みも。
その代表が、映画に関連したさまざまなイベントです。監督や出演者のトークショーはもちろん、インド舞踊を踊ったり料理教室を開いたり…。様々な体験を通して映画の世界をより身近に、より深く知ってほしいという黒岩さんの思いが込められています。

この日は、認知症に関する映画の上映後、認知症ケアの専門員や家族会の人たちが集まり、映画の感想や、認知症の疑問、不安などを語り合いました。

(認知症の人と家族の会)「難しいのはきょうだいとか親子だとつい感情的になって向き合い方が時としていけないと思ってもしてしまう」「笑顔で向き合って欲しいなと思う」
(参加者)「相談員の人を見ていて、友達関係みたいにしないといけないんだなと感じた。私の言い方は命令的な言い方になっていて、弟だということで」

(黒岩さん)「五感を通してまた映画のおもしろさを深めていただければいいなと思っていますし」「気持ちを(共有する)ことで、さらに得られることがあるんじゃないかなと思って」

初回の上映時は客が一人だったという映画館も、現在はおよそ300人の会員が活動を支えています。先の見えない現代だからこそ映画の持つ可能性を信じ、小さな映画館から大きな感動を発信し続けます。

(黒岩さん)「素晴らしい作品を見て、そこから影響を受けて、それぞれが自分の持っている夢を羽ばたかせていただけたらすごくうれしいことだなと」「映画を通して前向きにプラスに明るく生きていけたらいいなと思いますよね」




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