日置圭介
ひおきけいすけ
[マネジメント・コンサルタント]
税理士事務所勤務から英国留学を経て、PwC、IBM、デロイトでコンサルティングに従事。2020年6月よりボストンコンサルティンググループ(BCG)にパートナー&アソシエイトディレクターとして参画。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科兼任講師。一般社団法人日本CFO協会主任研究委員、一般社団法人日本CHRO協会主任研究委員。
【書籍紹介】
『ワールドクラスの経営』(著:橋本勝則、昆 政彦、日置圭介)
「海外で積極的に事業を展開し、手段としてのM&Aも功を奏し、年々、海外売上高比率が伸びている。うちももう立派なグローバル企業だ」と考えている方にお聞きしたい。あなたの会社は、次の3つの質問にYesと答えられますか。
【質問1】世界中のキャッシュが数えられる
【質問2】世界中のタレントが数えられる
【質問3】自社の方向性を明確に示せる
これらの問いに即座に答えることができるのが「真のグローバル企業」です。社会的に大きな価値を生み出す事業を通じて顧客や投資家を満足させ、独自の企業文化を支える従業員・パートナーなどあらゆるステークホルダーに喜びを感じさせ、きわめて高い収益力を維持する企業体を筆者らは「ワールドクラス」と呼びます。
慶応義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。
三菱総合研究所で主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクールアシスタントプロフェッサー。
2013年より早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)准教授。2019年から現職。Strategic Management Journal, Journal of International Business Studiesなど国際的な主要経営学術誌に論文を発表している。
著書に『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)、『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』(日経BP社)がある。
<『世界標準の経営理論』書籍紹介>
世界の経営学では、複雑なビジネス・経営・組織のメカニズムを解き明かすために、「経営理論」が発展してきた。
その膨大な検証の蓄積から、「ビジネスの真理に肉薄している可能性が高い」として生き残ってきた「標準理論」とでも言うべきものが、約30ある。まさに世界の最高レベルの経営学者の、英知の結集である。これは、その標準理論を解放し、可能なかぎり網羅・体系的に、そして圧倒的なわかりやすさでまとめた史上初の書籍である。
本書は、大学生・(社会人)大学院生などには、初めて完全に体系化された「経営理論の教科書」となり、研究者には自身の専門以外の知見を得る「ガイドブック」となり、そしてビジネスパーソンには、ご自身の思考を深め、解放させる「軸」となるだろう。正解のない時代にこそ必要な「思考の軸」を、本書で得てほしい。
『世界標準の経営理論』購入はこちらから
日本経済が低迷を抜け出すために、日本企業はもう一度世界から学びつつ、新しい企業像を模索する必要があるのではないか。そうした視点に立ったウェブセミナー「ワールドクラスの経営」が開催された。同名の書籍の共著者の一人であるボストン コンサルティング グループの日置圭介氏と早稲田大学大学院の入山章栄教授の特別対談を、3回にわたって動画でご紹介。最終回は、ワールドクラス企業の「あうんの仕組み」と「価値観」に焦点を当てる。
>> 対談動画が全編見られる!無料会員登録はこちら
>> 『入山章栄の世界標準の経営理論』完全動画解説はこちら
今回の動画で学べるTOPIC
・ワールドクラス企業の「あうんの仕組み」
・ワールドクラス企業の「価値観」
・日本企業が変わるためのすべきこと
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