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スチャダラパー・Bose×never young beach・安部勇磨 現代日本に感じている“息苦しさ”とは? | マイナビニュース

スチャダラパー・Bose×never young beach・安部勇磨 現代日本に感じている“息苦しさ”とは?

TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。5月25日(火)のお客様は、スチャダラパー・Boseさんとnever young beach・安部勇磨さん。ふたりが現代日本に感じている“息苦しさ”とは?
▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!

(左から)Boseさん、安部勇磨さん

◆SNSとの距離感って大事…
Bose:ネバヤンがやっている音楽は、僕らが聴いても懐かしく感じるようなサウンドに、なぜか安部君たちが惹かれてやっている音楽でしょ? 今だったら、もっとデジタルでビキビキにしてもおかしくないわけじゃん? だけど、そういう柔らかさとか温かさみたいなアナログの機材とか、そういうのに憧れる人は絶対数いるから、そこは普遍だなっていうことが確定したわけだよね。

安部:でも普遍がどうでもよくなっちゃうくらい、デジタルでバキッときれいにされた音楽も迫力がある。だからそういうのもバランスだけど、デジタルでバキッとした音楽の割合が世界的に増えすぎていて、アナログみたいな音楽や環境……そういったものにも触れなきゃいけないよなって思います。

Bose:例えば、食品や飲料でも添加物が入った、見栄えの良いものを世界中に広げて、お金持ちになった人たちは、自身の生活では徹底して添加物を一切摂ってなかったりするもんですよ。

安部:YouTubeとかNetflixでSNSに関する番組とかを観ると、インスタグラムとかTwitter、Facebookを作った人は、もう見ないって言ってましたもん(笑)。

Bose:そうだよ。子どもにも絶対に見せない。絶対に体によくない。ゲームもバリバリ業界トップにいた人たちは、子どもに自由にゲームをさせていないと思う。

安部:今の時代だと、自分が動いていないのに動いているつもりになっちゃうくらい、アルゴリズムでどんどん(情報が)やってくるから、自分が選択したつもりになっているけど、“選択させられている”ことになっていて。そこに気づかずに、どんどん自分の意思っていうものが削がれていくから怖いなぁ、と思います。だから自分も、そういうバランスやSNSとの距離感を持たないといけないよなって思います。

Bose:だって、こんな歳になっても、ゲームってハマっちゃうものだということを僕は身をもって体験しているから、絶対によくないってわかっているんだけど(笑)。でも、この世界ではそんなものばかりだから。

◆現代日本について思うこと…
安部:文句っていうのは、暇だから言えちゃうのかなって。だから、そこのバランスっていうのは、ある程度またみんなで見直していかなければいけないところではあるのかな、と思います。

Bose:日本で言うと、「月に何万円しかもらえないんですよ」とかって、結局お金の価値でしか(物事を)見られないでしょ? だけど「楽しければいいじゃん」みたいな。それこそ、おいしいご飯を食べて超うれしいと思っているエネルギーがあればいいだけだし、友達と遊んで最高だったっていう瞬間さえあればいいから。だから今、「日本は世界的に見ても十分いいですよ」とか言うけど、そういう(楽しい)部分がどんどん減ってるんじゃないの? って思う。

安部:どうしても、自殺率とかは考えてしまいますよね。

Bose:本当にそうだよ。子どもが死ぬとか。

安部:もっとお金がない国のほうが、自殺率は全然低かったりするのに。

Bose:今は抑圧的で。

安部:本当に難しいですよね。音楽でどうこうしたいとか言う人もいるけど、そんなに簡単なことじゃないじゃないですか。

Bose:ただ、自分らは音楽みたいなものを見つけて、やってみたら没頭できて楽しいっていうことだよね。それさえあればいいから。

安部:何か没頭できることがあればそうですよね。

Bose:本当にそう。別にウイイレだって何だって没頭して、人よりなんとか面白くやれるとか。そのエネルギーに勝てるものはないから。

安部:僕らは音楽にたまたま出会えたからいいけど、ちょっと前に年下の人とかと話すと、「没頭できるものがなくて」とか「何をしたらいいのかわからなくて」とか。僕は割と10代から、こんなことを漠然とやりたいとか思っていたから。

Bose:でも、没頭できるものがない、とか何をしたらいいのかわからないような人も許容してあげる社会が必要だよね。変なことをしていたら、変なことをしているってすぐ言われちゃうから。本当はみんな変なはずなのに、普通でいなきゃいけないってなるから、そこはかわいそう。

安部:同調圧力みたいなのがありますよね。

Bose:完全にそれだよね。自己責任とか

安部:今の国の感じとかもそうですよね。すべて自己責任でお願いします、みたいな。自分で没頭している人は、そういう今の日本とか、世界の違和感に気づくじゃないですか。でも没頭できないと、「この人はこう言ってるからそうなのかも」とか。自分の考えっていうものが弱くなるかもしれないから、みんなが好きなことをもっともっと早くてもいいし遅くてもいいし、そういう(没頭できる)環境とかができたら本当にいいよなって思います。

Bose:本当ですよ。例えばフェスとかでも「この瞬間のこのシーン、すごくいい」みたいな。みんながニコニコして、今日はすごくリラックスして、心から楽しめている瞬間……これがもっとずっと続けばいいじゃん。

安部:そう。週末だけ羽目をはずすとかじゃなくて、今ここで羽目をはずせるみんながいるんだったら、平日もそのテンションで。我慢しないで、好きなことをやって我慢とかすればいいのに。

Bose:そして、それをちゃんとサポートできる国にならなきゃ。そういう心でみんながいる世界がいいなって思う。

*   *   *

今週の「TOKYO SPEAKEASY」のお客様は……
6月22日(火)松田誠さん(演劇プロデューサー)×津田健次郎さん
6月23日(水)吉田豪さん×眉村ちあきさん
6月24日(木)片岡鶴太郎さん×元谷拓さん(アパホテル代表取締役専務)がご来店。一体どんな話が飛び出すのか……!? お楽しみに!

<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/speakeasy/

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