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ゾンビな彼女と世界を救う3Dダンジョン・ノベルゲーム『Undead Darlings ~no cure for love~』【爆速プレイレポ】 | Game*Spark

Undead Darlings

最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回お届けするのは、2020年9月29日にデベロッパーMr.Tired Media / パブリッシャー Sekai Projectより、PC(Steam)/ 海外PS4 / 海外ニンテンドースイッチ向けにリリースされた『Undead Darlings ~no cure for love~』です。本作は2015年に行ったKickstarterで目標を達成できませんでしたが、有志からの援助もあり、5年の時を経て発売にこぎつけました。


『Undead Darlings ~no cure for love~』とは


昏睡状態の主人公Reggieが目覚めると、ゾンビウィルスの漏出によって世界は変わり果てていた。幼なじみの女の子Pearlも感染してしまうが、何故か人間性を失っておらずハーフゾンビに。原因の発端に関与した科学者のひとりである主人公の父親は、治療薬を何処かに残し、行方をくらましてしまう。ハーフゾンビの彼女達とハーレムしながら警察署や病院などの3Dダンジョンを探索し、治療薬と父親を探す旅に出ます。



ビジュアルノベルゲームをベースに、3DダンジョンRPGの要素をプラス。日本のノベルゲームを参考に制作されており、ゾンビになっても可愛いキャラクター達と様々な関係を築いていきましょう。また、会話の選択次第で結末が変わる、マルチエンディングを採用しています。

『Undead Darlings ~no cure for love~』の実内容に迫る!


本作はビジュアルノベルと3DダンジョンRPGのパートを、交互にプレイしていくスタイルとなっています。そのため、ゲーム開始から約30分~1時間程度はビジュアルノベルのパートが続くので、直ぐにダンジョンに潜って敵と戦いたいと思っているプレイヤーは肩透かしを喰らうことでしょう……。あくまで、ビジュアルノベルに3Dダンジョン要素が付いていると考えた方が、受け入れやすいかもしれません。


冒頭、主人公Reggieは昏睡状態から目覚めると、目の前には幼なじみのPearlが。どうやら看病してくれていたようですが、まるでゾンビのメイクアップをしているかの様な姿に戸惑いながらも、朝ごはんができたとのことでダイニングへ。主人公の母親が亡くなって以来、毎日朝ごはんを作りに来てくれているPearl。彼女から父親が残した手紙を受け取り、どうしてゾンビになったのか、今どの様な状況なのかを把握します。


手紙の内容は……「ウィルスが広まり、人間を含めて様々生物に違った方法で影響を受けることが知れて嬉しい。あの夜のことは謝らなければならない。お前と一緒に初めて飲んだスコッチに試験的な薬を入れておいたんだ。きっと普通のスコッチとは違った味だったろう、また試そうな。ところで、ウィルスが広まる以前に治療薬のサンプルを作って置いたんだ。人間性が残っているハーフゾンビに対して有効で、治療薬のサンプルを手に入れて誰かに複製してもらってくれ。きっとまだ誰かがラボにいるはずだ。目覚めたらとりあえず街に出てみてくれ。お前を頼りにしている。」

まるでマッドサイエンティストの様な父に怒りを覚えながらも手紙を読み終えると、Pearlいわく、実は治療薬を1度受け取っていたにも関わらず、必要性をあまり感じず使わずにPearlの父親に渡していたことが発覚。彼女の父親が勤めていた警察署に治療薬を保管している可能性があるため、まずは警察署に向かうことになります。


向かおうとしたその矢先、家の前に見知らぬ車が停車し、中からショットガンを手にした男が降りてこちらに向かってきます。家の中に入って来た男はゾンビ姿のPearlを目にしてショットガンを構えるも、立ちはだかるReggie。その男にゾンビの彼女が無害なことや父親の手紙の内容を伝え理解を求めると、あっさりと仲間に加わります。


知り合ったばかりのBuckの車で警察署に移動し中に入ると、受付カウンターに隠れていた従妹のJordanに遭遇。彼女もまたハーフゾンビになっているものの、人間性は失っておらず、いきさつを話し共に警察署内の探索を始めます。

弱点を狙ってパワーを溜めろ!目指せ倍返し!


ここからは3Dダンジョンパートです。ダンジョンでの戦闘はターン制となっており、戦えるのはハーフゾンビである彼女達だけ。なんと主人公ReggieとBuckは戦闘には参加できません。Buckはアイテムの管理や所持品のアップグレードといった「鍛冶屋」的な役割で、ダンジョンには入らず、セーフエリアで主人公達のサポートをします。また戦い方やゲームシステムのチュートリアルは、Buckから任意で教わるようになっています。



敵との戦闘は基本的にランダムエンカウントですが、強敵はシンボルエンカウントとなっており、カップケーキのシンボルで表現されています。シンボルには逃げることができる「スタンダード」、逃走不可の「チャレンジング」と「ボス」があり、「スタンダード」だけはダンジョンに入り直すと復活します。


初の戦闘は、青と赤のタマゴ兄貴達。ウィルスの影響でタマゴに手足が生えたのか、人間がタマゴの様に膨らんだのかは分かりませんが、ユニークな敵が襲ってきます。攻撃方法は物理攻撃とスキル攻撃があり、スキルは”Skill Points「SP」 ”を消費する技と、武器の耐久力”Durability Points「DP」”を消費してを繰り出す技の2種類。 武器のみ「耐久性」があり、通常攻撃でも必ず1は消費するため、使っている内に壊れて「スクラップ」になります。



そして本作の戦闘で特徴的なのが、左上部に表示される「EE Multiplier」。これは敵の弱点を突く度に数値が加算されていき、好きなタイミングで有効化すると味方ひとりの攻撃・回復・防御の行動に対して、溜まった数値分をかけた効果が得られるようになっています。例えば、通常50のダメージしか与えられない場合でも、EEが2.0溜まっていれば、倍の100ダメージを与えることが可能。1度使うとリセットされますが、何度でも使えます。EEは強力ですが弱点もあり、一度でも敵の弱点を突けないと数値がリセットされます。



さらにもう1つ特徴的なのが「Macro」です。「マクロ」は、戦闘時の行動を予め設定しておく機能で通常は手間を省くために利用しますが、本作ではマクロでしか発動できない「仲間同士でのコンボ技」があります。特定の技を組み合わせることで新しいコンボ技を見つけられるようになっているので、戦闘を有利に進めるためには欠かせません。しかし使いづらい点もあり、まずマクロの名前が変更できないこと。そして見つけたコンボ技はスキルの項目に追加されないため、発動する場合はマクロの設定が必須なことです。



以上を踏まえて戦いに挑めば、強力な敵が現れても大丈夫。レベルが不十分と感じたら、一度ダンジョンから出直せばアイテムや強敵も復活しているので、レベル上げが捗ります。戦闘で「スクラップ」になった武器は一度ダンジョンから出てBuckに渡すことで、スクラップの数量に応じて持てる所持品を増やしたり、武器の耐久力を上げられます。



ダンジョン内でも感嘆符マークに触れるとミニイベント発生し、キャラクター達の交流が描かれます。イベントが終わると体力とスキルポイントが回復するので、忘れずにチャックしましょう。襲いかかってくるヤンキーゾンビや、科学玩具のドリンキングバードに扮した最初のボスを倒し奥へ進むと、更なるヒントを入手。舞台は病院へ……。



ここまで紹介してきた『Undead Darlings ~no cure for love~』はいかがでしたでしょうか。公式トレイラーではダンジョンの探索がメインの様にも見えますが、実際にプレイしてみるとビジュアルノベルパートに比重が置かれていることが分かります。文章量はかなりのもので、30万ワード以上あるそう。しかしダンジョンパートもダンジョンのビジュアルや戦闘システムなどがしっかりと作られており、十分に楽しめました。プレイヤーを選ぶゲームではありますが、気になる方は先ずデモ版を遊んでみてください。



タイトル:Undead Darlings ~no cure for love~
対応機種:PC(Steam)/ 海外PS4 / 海外ニンテンドースイッチ
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日: 2020年9月29日
記事執筆時の著者プレイ時間:5時間
価格:3,090円


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